DUNLOPの山岳用テントです。OTM-0232ってコードナンバーのテントです。テント袋のタグには『山岳用デラックステント』って書いてあります。今こうして見ると少しもデラックス≠ノ見えないのですが、やはり当時はハイエンドに近い機種だったのでしょう。。。
小学校に行ってたか、まだ幼稚園生だったかさだかではないのですが、その頃の最新型テントだったのは間違いないようです。
父が購入して、父と兄が使い古したテントが私にまわってきたってワケなんですが。私の初代の専用テントとなりました。
もういろんなところに破損が出てます。ボトムもそうとう磨耗してしまっていて、生地がどのくらいのデニールだったかもわかりません。きっと110デニールのポリエステル生地がボトムに使われてるっぽい・・・。
ポリエステルは水を吸収しないから、未加工の防水材みたいなもので、このテントも床からの浸水ってあんまり深刻じゃなかったです。
一番上の写真が通常の出入り口、下の写真が外張り使用時の吹流し式の出入り口になっています。
フライシートもボトムも当時はポリウレタンコーティングなんてされてなくって、ひたすら表面の撥水に依存しているといった防水対策。
おまけに、両サイドにはフライシートが無いので、雨がふったらお手上げテントでした。このテントはとにかく夏場の低地では快適でした![]()
ムシ除けの網戸は目が粗く、ショウジョウバエなどは侵入してきましたが、風の通りは私のコレクションの中でもピカイチです。現在市販されているテントの網戸パネルの目は細かすぎて、弱いそよ風なんかは、かなり遮断してしまうほどです。
テントの中でほのかな夜風が感じられる涼しいテントでした。![]()
父、兄、私と受継がれコキ使われたこのテントはだいたい400日くらいは使用しているはずです。
フライシートはテンションをかけると、裂傷してしまうので、写真を撮るために張ったんですが、かなりビクビクしながら張り綱を引いたほどでした。
紫外線と風雨、そして長期に渡る酸化が進んでしまってて、生地が破損寸前にまで劣化している状態です。
特にフレームの老朽化は激しく、何度も交換したことがあります。
この当時の、このメーカーのフレームだけに限ったことではないようですが、アルマイト加工のフレーム破損はいろんな方々から同じような体験談を聞いてしまったために、私のなかでは常に心配の種だったように思います。
現在、このメーカーも上位機種のテントはブランド名もPUROMONTEと変更され、海外の良質なフレームを採用しているようです。
布地の補強部分には動物の皮などが使われてまして、そんなところにも懐かしさが漂っています。
もう屋外の過酷な天候には耐えられない、たそがれ時を迎えようとしている状態です。
ホント、心から「お疲れ様でした」とお礼を言ってあげたいテントです。
(これは2006年1月にブログ「ぱすてるDiary」に執筆したものをインポートしたものです。)
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