DUNLOP/ダンロップ M-205 うぇぶきゃん援護シャゲキ

2006年12月08日

DUNLOP/ダンロップ M-205

ダンロップ2

M-205-1M-205-2前回にご紹介した“DUNLOP OMT-0232”の後継種的なテントのはずです(←当時の資料がないのでかなりアブナイ推測です…)。
でも、このM-205というテントはOMT-0232の血統を受け継いでて、類似点は無数にあります。
言い換えると相違点の方が少ないくらいです。そして、その相違点こそOMT-0232からM-205への改良点だと考えてほぼ間違いないと思います。そして前作と比較して、いろんな環境にマッチしやすく改良されていると言えるでしょう。


M-205-1
M-205-2
      改良点

 M-205は前作と違ってフルフライシートに変更されてます。
そして窓(ドア)パネルの面積が大きくなって、出入りがしやすく、換気能力格段に向上しています。

また後部のドアパネルは「吹流し式」から「逆U字ファスナー式」に変更されてます。新作はインナーのベンチレータとフライシートのヘンチレータのマッチングもなかなか良好で、効率的な換気ができています。

M-205-5M-205-6
 夏場のキャンプでは他のテントよりも圧倒的に涼しく過ごせる快適な設計となっていました。
M-205は88年の発売だったと思うのですが、私もまだ小さかったので記憶がハッキリしてません。
でも、この当時の大大ベストセラーテントで、山に行っても、実家(北海道)の方でもバイクツーリングしてる人たちが使ってるのをかなり見てました。本当にいたる処にダンロップ ダンロップ ダンロップ…って時代だったような思い出があります。
 
ロケーションによって出入り口を使い分ける
M-205-7M-205-8
後ろの「逆U字ドアパネル」は折りたたんで(右)写真のように収納できるポケットまでついていました。
この当時は、実に完成度の高く、至れり尽くせり!というテントでした。
 現在でも、○ア○イズのように短い辺に逆U字ドアパネルだけのテントと比べても抜群の換気能力と通気性を誇っています。

通常は、正面の大型ドアパネルは春・夏・秋に。後ろの逆U字のドアパネルは外張り使用時に使い分けられるようになっています。
また、ダンロップのもう1つの代名詞的な機能として、ボトム(床)に「ダストホール」が設けられておりまして、このM-205はまさに「ダンロップ」イズムの結晶のような作品です。
このモデルから後に発表される『Vシリーズ 』や『 』や『VLシリーズ 』『RシリーズDUNLOP/ダンロップ R-224(レッド)』は派生型と分類できそうな感じです。
ダンロップ Vシリーズ 4 

 
 

   

          VL-22
  
 DUNLOP/ダンロップ R-224(レッド) 


 ちなみに、Vシリーズは89年の秋頃に発売されたのですが、その前年88年5月5日こどもの日に日本テレビがチョモランマの頂上から生中継の映像を流したんですね。

テレビカメラがチョモランマに登ったのは世界初の快挙で、日本テレビはこどもの日に登頂する大掛かりなプロジェクトを組んでたんです。それで、日本時間でお昼頃、チョモランマ頂上の映像が生中継されたんです。
ただこの年にできた東京ドーム(BIG EGG)で巨人戦が放映されている最中にいきなり画面がチョモランマに切り替わったんです。
みんな唖然ダッシュ(走り出すさま)
山に興味がない方々からは避難轟々だったようでした。
 切り替わった画面では、現地の女性レポーターがこの快挙に感涙しながら片手で持てるくらいの小さな鯉のぼりをチョモランマの強風にかざしてました
山が好きだった子どものアタシもさすがにポカ〜ンとしちゃう始末。。。
大人が故意に狙った子ども向けの企画って、結構ドン引きしちゃうことが多いんですが、この時の中継はホントにドン引き。。。
後日、日本テレビ系列でゴールデンタイムにドキュメントとして放映された時は子どもなりにカンドーして見れましたけど。番組のエンディングではハウンドドッグの『アンビシャス』が流れて超〜カンドーってなりました。
「アタシも大人になったら田部井淳子さんや今井通子さんのよーになりたい」なんて番組の影響をモロに受けちゃったくらいでした
 なんの話だっけ???ダンロップVシリーズのコト
この時のプロジェクトのためにダンロップが開発したのがVシリーズだったようです。
 
 M-205とほぼ同じよーなコンセプトですが、フライシートの裾までフライ用フレームが延びた頑丈な新型テントの登場でした。プロトタイプのゴア製だったようです。
 それが市販品としてフィードバックされたのが、名品“Vシリーズ”ってワケです!
わが家がM-205を購入して、一年も経たないうちにVシリーズが発売されたとあって、
父:「むむむむ・・・」
兄:「バカ野郎!ダンロップ!早く言え!」
私:「また買ってぇ〜!」
母:「三人ともバカバカしい・・・」
と反応したものです。
兄はそのショックでダンロップからエスパース好きに転向していきました。
なんだか余計なことばかり覚えてるんですけど…、まあ要するにですね、このダンロップM-205はダンロップイズムがふんだんに盛り込まれてて、時代の寵児的なテントだったワケです。ハイ
カンタンな緒元を記載しておきます。
メーカー品   名適応人数適応時季
DUNLOP
ダンロップ
M-205 
1〜2人用4シーズン
サイズ収納サイズ
110×210×100cmかなり巨大 フレーム53cm
重量タイプ
2500g(付属品除く)ダブルウォール・ドーム
素材本 体:75DNナイロンリップストップ
ボトム部素材:110DNナイロンタフタ
フライ:75DNナイロンタフタ
フレーム:アルミニウム・アルマイト加工
出入口長辺前方全面開放ファスナー式 後方長辺逆U字ファスナー式
換 気長辺円筒フライ連結型×1
オプション外張り
備考生産終了
組立方式フレーム吊下げ方式
価格¥不明

 

 今でも私はこのテントを時々使うことあります。

熱帯夜が予想されるようなキャンプではこのテントは最高の換気能力を発揮してくれるからです!

あまり高度がないような山中でもすごく快適にすごせます。「夏のライペンのエアライズはカンベンしてぇ〜!」って感じですが、ダンロップは快適そのものです。

 これほど優れたダンロップのテント・・・・。

外国人が「日本人はダンロップばかり使う!」と言わしめたダンロップテント。

けれども、現在ではなぜシェアを落としてしまったのか?

 長い間、アタシは不思議に思ってたんですネ。

ある時、ひょんなことからその理由を教えてもらったことがあるんです。

近畿地方で有名な登山店の店員さんと一緒に山を登ったことがあって、

「そりゃ、あれだけ売れたら、どこだって割引き合戦になりよる!そすっと、いくら売っても面白み(利益)がなくって、それでみんな尻ごみしたんさ・・・」

って教えてくれたんです。

単に軽量・コンパクト化に1、2年遅れをとったことだけが原因ではなかったようです。

 でも…近いうち、ダンロップ(現在はプロモンテ社)も、びっくりサプライズなテントを発表してくれそうな予感がするんですが・・・。期待したいです。 (これは2006年1月にブログ「ぱすてるDiary」に執筆したものをインポートしたものです。)


 

 
 
 
 
 
posted by Concept By MoonSociety at 15:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 廃版?になったテント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
着たままトイレに行ける水着の実用新案を取得しましたが、ツーピすのパンツの部分に逆U字型のファスナーを使用しますが、綺麗にいきません。
逆U字ファスナーが見つかりません。80センチのファスナーを使用していますが、この様な小さい、ファスナーは出来ませんか?お伺い致します
出来ればご検討願えれば幸いです。よろしくお願い申し上げます。
Posted by 山本 峯子 at 2007年01月08日 11:46
せっかくコメントいただいておりましたのに、気づかずにしておりました。大変申し訳ございません。
あと、ご質問の内容、できましたらもう少し詳しくお聞かせ願えると幸いなのですが。。。
http://moon-area.com/
にAryuのポストをご用意しておりますので、こちらにメールいただけませんでしょうか?
お待ち致しております(α*´v`)α
   Aryu
Posted by Aryu at 2007年02月11日 16:15
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